私はこれまで10年以上、就労支援の現場で多くの方と関わってきました。その中で感じてきたのは、「働く力があるのに、働き続けることが難しい」という現実です。
能力がないわけではありません。少しの理解や環境があれば、力を発揮できる人がたくさんいます。しかし、企業と福祉の間にはまだ距離があり、「働きたい人」と「働く場所」がうまくつながっていない場面も多く見てきました。
SCRATCHは、そんな現場の課題から生まれた取り組みです。
企業の仕事と福祉の現場をつなぎ、段階的に働く経験を積める仕組みをつくることで、誰もがもう一度挑戦できる働く機会を生み出したいと考えています。これは福祉だけの取り組みではありません。企業・福祉・地域が一緒になってつくる、新しい働く仕組みです。SCRATCHという名前には、「ゼロから新しい仕組みをつくる」という意味と、「もう一度挑戦できる社会をつくりたい」という想いを込めています。この取り組みを通して、地域の中に新しい働き方の選択肢を生み出していきたいと考えています。
SCRATCHはまだ始まったばかりのプロジェクトです。多くの企業や仲間とともに、この仕組みを育てていけたら嬉しく思います。






スクラッチとは、ラグビーでのスクラムを組む様子のこと。三原市全体、社会全体でこの障害者雇用に取り組んで行きたいという思いを込めています。
また、ゴルフ用語で『ハンデなし』を指す言葉でもあります。スクラッチは、ハンデのない社会を目指して、この言葉をつけました。
ロゴマークには、多彩なカラーに様々な形。多様な人間が集まっている組織を表しています。集合した形は、ラグビースクラムの様子を示しており、ネガティブゾーンに「S」を表し、scratchの理念が根底にあることを表しています。
ロゴタイプは丸みを持たせ、親しみと優しさを表現しています。